ジムニー女子という新しい言葉ができるほど、女性にも人気の新型ジムニー。
20年ぶりにモデルチェンジをし、今の時代に珍しいカクカクしたデザインと丸目のライトが人気に火を点けたようです。
もちろん男性にも人気で、納期が10ヶ月以上待ちとか1年以上待ちと言われるほど生産が追い付かない人気ぶり。
その新型ジムニーをリフトアップしてカスタムするジムニーファンが多いこと。
歴代のジムニーもカスタムして乗る方が非常に多く、逆にカスタムしやすい車でもあるジムニー。
そんなジムニーをリフトアップする本来の目的は何なのか、いまさら聞けないリフトアップについて説明します。
合わせて、なぜリフトアップする方が多いのかも見ていきましょう。
リフトアップによるデメリットも紹介しますので、リフトアップに関して深く掘り下げて書いていきます。
もくじ
新型ジムニーをリフトアップする本来の目的は?デメリットも紹介
新型ジムニーを脚とタイヤで10インチアップ 25.4cmのリフトアップに倍の太さのダンパーも用意!
めちゃいいなhttps://t.co/Ym3mp0F7je #スマートニュース— HANNIBAL.S (@ANKNOWNENEMY991) August 8, 2019
▼久々にブログを更新しました😌
新型ジムニー(JB64) 2インチのリフトアップからトーヨータイヤ オープンカントリー に履き替えました https://t.co/Y7C1SHXjU4— jimken (@jimken_camp) December 19, 2020
では、早速新型ジムニーをリフトアップする本来の目的と、リフトアップによるデメリットの2点を見ていきます。
いまさら聞けないリフトアップとは?
まず、リフトアップとは自動車の車高を上げることを言います。
リフトアップは1インチから4インチ程度が多く、その内訳はカスタム方法によって様々です。
今回はカスタム方法に注目するのではなく、リフトアップ本来の目的について書くので、車高を上げることは本来どういった目的で行うのか、見ていきましょう。
1:リフトアップ本来の目的は?
リフトアップ本来の目的は、クロスカントリーで走破性を向上させるためです。
リフトアップ本来の目的は、車高を上げることで履けなかった大きなタイヤを履くことができ、そのタイヤをボディーに干渉させないために行います。
リフトアップにより足回りの自由度が高くなり、クロスカントリーでのアプローチアングルが大きくなり、大きな傾斜があるラインでも積極的にトライすることができます。
本来の目的でリフトアップし、山道や悪路、クロスカントリーを楽しむ方はごくごく少数です。
ほとんどの方が、一般道であるオンロードのみを走るにも関わらず、リフトアップしてカスタムを楽しんでいます。
2:オフロードを走らないのに、なぜリフトアップするのか?
これは、単純に見た目が明らかに変わるカスタムだからだと考えられます。
カスタムしたい方は、他の人と差をつけたいからカスタムする傾向があります。
ノーマルのままの状態と、リフトアップした状態とでは、誰が見ても差は歴然です。
車高を上げて見た目を変えて、更にリフトアップしなければ履けなかった大きなホイールと大きなタイヤを履けば、更に車高が上がります。
これでノーマルと雲泥の差が。
中には車高が高ければ高いほどカッコイイという方もいました。
(スポーツカーや旧車などでは、逆に車高が低ければ低いほどカッコイイという方も。)
ジムニーをリフトアップすると、車両は高くなり、足回りはごつく、いかついカスタムになります。
これはこれでかっこいいカスタムの1つですね。
もちろん、ジムニーの他にもリフトアップしてカスタムできる車はあります。
例えば、ランクルなど、実際に私の友達はランクルの70をリフトアップして乗っていました。
しかし、ジムニーのリフトアップに比べて、他のリフトアップ車両は滅多に見ませんよね。
それはリフトアップは非常にお金のかかるカスタムだからです。
ただし、ジムニーは軽自動車なので、パーツも安く、そこまでお金がかかりません。
ジム二ー自体も高い方ではないので、新車からすぐにカスタムする方も結構います。
リフトアップの本来の目的と、なぜリフトアップする方が多いのか、これで分かったと思います。
それでは、リフトアップの裏に隠されたデメリットも見てみましょう。
リフトアップによるデメリットは?
車高を上げると、今まで履けなかった大きなホイールとタイヤが履けて、ボディーに干渉せずに走破性が向上することが分かりました。
その一方で、リフトアップすると以下の点がデメリットとなります。
- 乗り心地が悪くなる
- 横転の危険性が高まる
- 燃費が悪くなる
- 乗り降りが大変になる
1つ1つ見てみましょう。
乗り心地が悪くなる
まず、自動車メーカーは最善の状態で販売します。
そこにカスタムするということは、何かを得る代わりに何かを失うことになります。
リフトアップすると、乗り心地が最善だった状態から足回りのカスタムにより、乗り心地が悪くなります。
更に車高が上がったことで重心が上がり、揺れも大きくなることで乗り心地は悪くなります。
横風の影響を受けやすくなる
車高が高くなったことで、前方向と横方向の投影面積が大きくなります。
前後方向に車両が前転、後転することは殆どありませんが、車は横方向に弱いためリフトアップにより更に横風の影響を受けやすくなります。
これにより、横転の危険性が高まります。
特に、高速道路での走行に注意が必要となりますね。
燃費が悪くなる
リフトアップすると、カスタムパーツを加えることで重量が増えます。
また、大きいホイールや大きいタイヤを履くと、ノーマルより大きい分、重くなってしまします。
カスタムする方の多くは、オンロード用のタイヤではなく、オフロード用のゴツゴツした見た目のタイヤを履くため、余計に燃費が落ちますね。
乗り降りが大変になる
これは言うまでもありませんが、車高が上がった分、自身の乗り降り分も上がります。
高齢者や小さなお子さんを乗せる際は、十分に注意が必要です。
まとめ
以上が新型ジムニーをリフトアップする本来の目的とデメリットになります。
まとめとして、新型ジムニーを大切に長く乗りたいのであれば、ノーマルのまま何もいじらずに乗ることをおすすめします。
ノーマルのままでも新型ジムニーは楽しく素晴らしい車です。
私はノーマルのまま長年乗ることに決めました。
もちろん、リフトアップしてカスタムするのもいいでしょう。
カスタムしてクロスカントリーにトライするもよし。
オンロードのみの走行で見た目を楽しみながら、高い車高で運転を楽しむのもよしです。
どんな形にしろ、新型ジムニーまたは歴代のジムニーを楽しむファンが増えてくれたらいいなと思い、この記事を書きました。
何かの参考になればと思います、最後まで読んでいただきありがとうございました。