スラムダンクに悪役として登場し、湘北バスケ部に三井らと共に襲撃をした不良メンバーのボス的存在である鉄男。
そんな彼が乗っているバイクの車種は何なのか、この記事では徹底的に調べて書き進めていきます。
また、鉄男のバイクの値段は当時どれくらいだったのか、どんなところをカスタムしているかなども合わせて紹介していきます!
それでは早速、スラムダンク鉄男のバイクの車種は何で、値段やカスタムはどうなのか見ていきましょう!
もくじ
スラムダンク鉄男のバイクの車種は何?
スラムダンク鉄男のバイクはスティード400?#スラムダンク #鉄男 #スティード400 pic.twitter.com/A6RA97ZR3d
— 写真大好き女子【相互100%】 (@l_love_photo) July 30, 2021
鉄男が乗っているバイクの車種は、ホンダのスティードです。
ホンダ初の本格アメリカンタイプで、排気量は400ccの中型です。
ちなみにスティードとは英語で馬という意味です。
鉄男が乗っているスティードってどんなバイク?
鉄男が乗っているスティード400は、発売から約10年間でシリーズ累計約8万台も売れたベストセラーモデルです。
しかし、当時はこのバイクに対して批判する方が少なくありませんでした。
なぜなら、これまでのホンダは独自で開発・デザインしていたにも関わらず、このスティードはアメリカンの王様であるハーレーダビッドソンのフォルムをなぞってデザインしたため、これまでの努力とプライドを自ら否定する動きがバイク評論家はもちろんホンダユーザーから疑問の声が絶えませんでした。
しかし、結果大ヒットし、新たなジャンルを気づくことになります。
なぜなら、当時のハーレーは高額で(現在もそうですが)故障が常に付きまとうバイクでしたが、このスティードは高性能すぎるアメリカンとして高い評価を得ましたね。
スティードのエンジンについて
スティードは400ccクラスと600ccクラスの排気量があり、低振動化させたエンジンです。
Vバンクの挟み角が52°のツインエンジンです。
アメリカンブームの影響もあり、1993年頃から急激に人気が出始め、スティード400は年間売り上げでトップになるほど大人気でした。
対してスティード600は、大型免許取得者のみが乗ることを許されているので大型免許を持っている方には人気があったようですが、後に400より先に生産終了。
といっても、いずれも共通の車体を使用していたため全高も全長も同一でしたね。
違いがあったのは、400は5速ミッションで600は4速ミッションでした。
スティードの車両について
鉄男が乗っていたスティード400はNV400をベースに新開発されN25Eを採用しました。
キャブレターの仕様はシャドウやVRXロードスターと同じものが搭載されていましたね。
マフラーは右側2本出しのテーパードタイプを標準装備していて華麗なフォルムが人気でした。
ハンドルはティラー・バー型またはフラット・バー型で選択可能でした。
燃料タンク容量は当時9Lでしたが、後に11Lへと増加します。
スピードメーターはトップブリッジ上に装着されていて、タコメーターと燃料計は装備されていなかったのが残念なポイントでした。
といっても当時のハーレーは、燃料等付いていてもあてにならなかったイメージが強いです。
スティードの歴史について
- 1988年:スティード400、600が販売開始。
- 1990年:バックレストが標準装備に。
- 1993年:燃料タンク容量が9Lから11Lへと増加。
- 1995年6月:装備を簡素化し価格を下げたVCLが追加。
- 1995年12月:ギア比、マフラー構造、キャブレターセッティングの変更が行われ、400ccモデルの出力と燃費が向上される。バリエーションモデルとしてVSEが追加。
- 1998年、スプリンガーフロントフォークを装備したVLSを追加。同時にVSE、VCL、600ccモデルの製造が終了。再度ギア比の変更が行われている。
- 2001年、VLSの製造が終了し一車種に統合され、サブネームは消滅する。排ガス規制対応が行われる。
鉄男のバイクの値段は?
当時のスティード400の新車価格は、59万9000円でした。
鉄男の年齢(18歳前後)で、このバイクを新車で購入したかどうかは分かりませんが、当時の不良や暴走族はバイクを盗む習慣がありましたよね。
私の友達も二人バイクを盗まれて痛い目にあっています。
現在では生産終了のバイクだけあって、購入は中古で14万8000円~84万8000円と大きな値幅になっています。
定価以上の値段で売られている中古車は、かなり程度のいいプレミア価格といったところでしょうか。
現在バイクブームで、当時物のバイクに乗りたい旧車好きの方からしたら値段以上に喉から手が出るほど欲しいバイクかもしれません。
鉄男のバイクはどこをカスタムしている?
漫画のページまたはアニメのひとコマから見るに、カスタムしているポイントは、オールペン(全塗装)とマフラー位だと思います。
ノーマルスティードのカラーはブラックですが、鉄男が乗っているバイクのカラーはワインレッドです。
アメリカンタイプのオールペン費用は、9万~13万円程度が相場のようです。
そしてマフラーですが、純正はメッキですが鉄男のマフラーはブラックです。
このマフラーは今でもスカスタムパーツとして楽天市場やYahoo!ショッピングで購入できます!
この程度の費用であれば、鉄男がカスタムできる範囲かもしれませんね。当時学生だった私からしたら厳しい金額ですが、不良の鉄男ならバイトやら色んな方法?で金策できたのではないかと思います。
鉄男が歳を重ね、スティードをカスタムしている可能性はありますよね。
まとめ
『スラムダンク』の鉄男が乗ってるバイク…スティードじゃん!?
俺と同じバイク(^O^)/ pic.twitter.com/hgsPvNmRel
— 真伍 (@New__5) March 26, 2013
スラムダンク鉄男のバイクの車種は、スティード400でした。
値段は当時の新車価格で59万9000円、カスタムポイントはオールペン(全塗装)とマフラー位で費用は9万~13万円程度が相場のようです。
当時はアメリカンが流行っていましたね、私もスティードではありませんが乗っていました。
アメリカンの良さや悪さなど、少しだけ鉄男の気持ちがわかるかもしれません。
いつもノーヘルでバイクを乗りまわしていた鉄男、三井との別れのシーンは感動的でした。
そんな鉄男が私は大好きです、スラムダンクに欠かせない不良的存在。
もしも実写映画の話があれば、どこかのシーンで鉄男がバイクで登場してほしいですね。
今回は以上になります、最後まで読んでいただきありがとうございました!


